Tokyo Skills Basketball Camp / Dave Taylor氏の日本での活動について<その1>

【Tokyo Skills Basketball Camp / Dave Taylor氏の日本での活動について<その1>】

 

3/24~4/2の日程で、St Mary International schoolで開催されたTokyo Skill Camp 2017。毎年、本企画は春先に開催されている。当初は、全国各地より、International schoolでバスケットボールに励む選手が中心とした参加者であった。継続的な活動を続けた結果、近年では中体連・高体連や、ジュニアクラブチームの選手などからも数多くの参加者が集まるようになった。

Dave Taylor氏は、NCAA Div1でのプレーとコーチ経験のある人物で、米国西海岸を中心に、キャンプ運営やトーナメント開催(National jr.Phenom Campや、DoublePump Tournament、West CoastAll-Star Camp、NBA選手主催のクリニックのディレクターなど)で実績のある人物。オーストラリア、北京、シンガポールやデンマークなどでもキャンプを開催し、世界各国で活躍をしている。アメリカの育成環境への警鐘を鳴らした書籍『THE A.A.U WASTELAND』なども発刊。

日本国内では、東京を拠点に開催されているTokyo Skill Campを中心に、2016年には株式会社ERUTLUCと弊社との共催として、東京都清瀬市でのクリニックや、『アメリカの育成環境の光と闇、ジョン・ウッデン氏から学んだ事』をテーマとして指導者勉強会も開催。同勉強会に参加するために宮城県気仙沼市から訪れた袖野氏(バスケの勉強会ディレクター)の熱意に共鳴し、同市のバスケットボール協会で開催されている勉強会にも、指導者向けのビデオメッセージなどを送るなど、日本の育成世代の中でも精力的に活動中。

Tokyo Skill Campでは、バスケットボールの基本から応用までを網羅したカリキュラムであり、参加全選手の成長を即すことが特徴。参加選手のプレー中の動きなどはビデオで撮影されており、クリニック中の動きを映像を通じてフィードバックするビデオセッションの時間が設けられていることも特徴の一つ。

選手一人一人の成長を促すDave氏の指導理念の根幹は、UCLAのHCとして多大なる実績を残したジョン・ウッデン氏の影響を強く受けている。Dave氏のHP内にあるコラム「勝利か、それとも育成か」(Winnings vs Development)では、目先の勝利の為に、選手の成長機会を奪うようなコーチング手法を批判。選手の成長を促しながら、勝利を目指すコーチング手法を支持することが強く語られている。チームの理念やルールを明確にする事、保護者や選手と密なコミュニケーションを取り、成長と勝利の両立が出来るような信頼関係を構築する事の重要性などが語られている。著書である『THE A.A.U WASTELAND』には、アメリカの育成世代の中で非常に大きな影響を持つAAUの中にいる、自らの私利私欲の為に若い選手を利用したり、功名心の為に指導をしているコーチや、そういうコーチが横行することを許すAAUの環境をDave氏の視点から鋭く批判されている。

Tokyo Skill Campは、来年度以降も継続して開催される予定である。

Dave Taylor氏のHP
http://coachdavetaylor.com/

TOKYO SAMURAI AAU
https://www.facebook.com/tokyosamuraibasketball/?fref=ts

写真:弊社にて制作。Tokyo Skill Camp Tシャツ(フルオーダー昇華Tシャツ)